製品外観 PRODUCT
-
正面
-
裏面
※ 製品裏面はコンピュータのBIOSメニューに入るためのコマンド表になっています。
動作要件 CONDITION
型 式 | SST-F1.0T B Ver.2 | SST-F1.0T U64 Ver.2 | SST-F1.0T U32 Ver.2 |
---|---|---|---|
容 量 | 1TB HDD | 1TB SSD(外部ストレージ保存機能あり) | |
対応PC | BIOS用 | 64bit UEFI用 | 32bit UEFI用 |
対応ストレージ | 512n、512e | 512n、512e、4Kn | |
ブート条件 |
|
|
|
OS起動モード条件 | Windows 10、Windows 8、Windows 7 (SP1以上)、 Windows Vista (SP2以上, 64bit対応)、Windows XP (SP3以上, 32bitのみ) |
||
マネージャー動作要件 | Windows 10、Windows 8、 Windows 7 (SP1以上) 1GBの空き容量 |
マネージャー非対応 (ワンタッチボタン機能なし) |
|
クリエータ動作要件 | マネージャー機能に内包 | 64bit環境のWindows10のみ(初回インストール時にインターネット接続必須、10GBの空き容量) | 64bitまたは32bit環境の Windows10(初回インストール時にインターネット接続必須、10GBの空き容量) |
本体インターフェース | USB2.0 (ミニB) | USB3.0 (マイクロB) | |
電 源 | USBバスパワー(補助電源ポートあり) | USBバスパワーのみ | |
外形寸法 | 79×132×15mm(縦×横×厚み)※本体のみ、突起物除く | ||
質 量 | 約300g ※本体のみ | ||
動作保証環境 | 温度5~35℃ 湿度20~80% ※結露なきこと | ||
保証期間 | 1年 | ||
各種取得規格 | RoHS指令準拠、CE、FCC | ||
付 属 品 | 起動CD(管理ソフトSSTマネージャー、取扱説明書内包)、USBケーブル、専用ケース | DVD(SSTクリエータ、SSTイレーサー、取扱説明書内包)、USBケーブル、専用ケース | DVD(SSTクリエータ、SSTイレーサー、取扱説明書内包)、USBケーブル、OTGケーブル、専用ケース |
オプション品 | 64bit UEFI用 4Kn HDD接続アダプタ(単品供給不可) | ||
製 造 国 | 日本製 | ||
※ 仕様および外観は予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。 |
注意事項 NOTES
- 本製品はシステムの制限により、ブート後72 時間後に自動的に再起動します。
- 本製品でUSBブートしないパソコンの場合、付属の起動CDを使用する必要があります。
- 本製品はBIOS、64bit UEFI、32bit UEFIの各ベースモデル用に個別で開発されており、該当する各パソコンにおいては、対応の各製品で保全を行う必要があります。
- 本製品を稼働中のOS上で使用した場合に限り、保全対象機器のタイムスタンプ、レジストリ、ログ、ファイルシステム、その他に変更が生じます。
- 本製品の容量を超えるハードディスクの保全については、ディスクの複製機能をご利用ください。
- 本製品を利用した証拠品の取り扱いには細心の注意を払い、デジタル・フォレンジックに関する十分な専門知識を持ち備えた方がすべて自己責任で行ってください。
- 本製品を利用中に発生した機器の故障、エラー、誤った製品取り扱い方法などによるデータや証拠能力の消失などに関しては一切の責任を負いかねます。
よくあるご質問 FAQ
Simple SEIZURE TOOL for Forensicは何をするツールなのですか?
パソコンを分解せずに証拠保全ができるツールで、通称「SST」と呼ばれています。
SSTは初心者でも使えますか?
本製品はITスキルをほとんど必要としないため、どなたでも保全ができます。
SSTはどのようにして使用するのですか?
一般的な保全のセオリーとして本体からのUSBブート、CDブート(BIOSモデルのみ)で起動して使用します。
SSTはどんなパソコンでも利用できますか?
BIOS、32bit UEFI、64bit UEFI、Win11準拠TPM2.0搭載UEFIモデルのパソコンに対応しており、それぞれのアーキテクチャに合わせ製品を用意する必要があります。
SSTはMacで利用できますか?
Intel Macであれば、どのパソコンでも利用できますがUSBブートによる保全に限ります。
SSTを使わずHDDを取り外して保全した方が良いのではないでしょうか?
近年のパソコンは、SSDやeMMCといった半導体ストレージがマザーボードに直接実装されたタイプが普及し、従来のように取り外しができないためです。
SSTはどのようなストレージインターフェースに対応していますか?
BIOS/UEFIで識別されたストレージならSATA、PATA、SCSI、M.2(SATA, AHCI)、M.2(NVMe)、eMMCなどに対応しています。
SSTのドライバ組み込み機能は何のために使うのですか?
付属のSST Creatorであらかじめドライバを組み込んでSSTを生成しておくことでUSBブート時にPCI-ExpressバスやRAIDコントローラを識別させ複雑な構成のストレージを簡単に保全するためです。
SSTでライブ保全は可能ですか?
本製品は動作中の各種Windows OS上で実行することができ、物理ドライブ、パーティション単位、ファイル単位で保全することができます。サイバー攻撃でネットワークから隔離した稼働中のサーバーの保全などによく使われています。
SSTを採用すれば証拠保全を内製化できますか?
証拠保全をSSTで内製化するとサイバー攻撃後の所管への報告、警察や調査会社への証拠提供などがスムーズになり問題解決が早くなります。
SSTは保全以外の用途で利用できますか?
HDD同士のコピーやデータのバックアップ、またはストレージが取り外せないパソコン、タブレットなどのデータ復旧ツールとしても利用できます。
SSTはライセンス更新が必要ですか?
本製品は、ライセンス更新は不要な製品となります。
SSTが起動しなくなった場合はどうしたらよいのですか?
付属のSST Creatorを使用して工場出荷時に戻すことができます。システムが不安定になった場合や、マルウェアに感染したパソコンを保全した場合などに使用します。
SSTの保証期間はどのくらいですか?
本製品の保証期間は購入後から1年間となります。1年以降の故障については有償の保守契約プランを用意しており、契約期間中の故障、不具合についてはセンドバックの交換対応となります。
SSTの製品トレーニングは用意されていますか?
本製品は操作が簡単なためトレーニングは必要ございませんが、一定数の採用がある場合、有償でインシデント発生時の初動対応を想定した証拠保全の実践トレーニングを用意しています。
SSTの導入実績について教えてください。
詳細は明かせませんが、法執行機関や民間企業、金融機関などで使用されています。