製品情報 PRODUCT INFO
製品名 | SecureAge Security Suite |
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表示言語 | 日本語、英語 |
ライセンス | 標準およびボリュームライセンス ※ 標準ライセンスは、インターネットでアクティブ化が必要 |
サポート | 1年(以降別途SMS更新) |
付属品 | 取扱説明書(ソフトウェア内包) |
動作要件 USER SYSTEM
CPU | OS で推奨された x86 / x64 ビットプロセッサ ※ AES-NIに対応したプロセッサを推奨 |
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OS |
Windows 10、8.1、8、7、Vista、XP Windows Server 2012、2008、2003 MacOS 10.8 |
メモリ | OS で推奨された容量 |
HDD空き容量 | 50MB 以上の空き容量 |
※ 仕様は予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。 |
よくあるご質問 FAQ
他の暗号と何が違うのですか?
本製品は、公開鍵基盤(PKI)を用いたファイルタイプ暗号となります。公開鍵で暗号化されたデータは、個人の秘密鍵でのみ復号できるため、他人がデータを開くことができません。
そもそもPKIとはなんですか?
もし自宅の鍵が世界中同じだったらどうなるでしょうか?誰もが自由に出入り可能になるため不安な毎日を過ごすことになってしまいます。実際このようなことはなく、自分の家には自分だけが出入りできる鍵があり、他に出入りできるのは合鍵を渡した家族や親しい人だけなので安心して過ごせるのです。このような私たちにとって当たり前の環境を、コンピュータ世界で実現できるのが公開鍵基盤(Public Key Infrastructure)となります。コンピュータを利用するユーザーは、情報を共有したい相手の公開鍵を用いて暗号化するだけです。たったこれだけで最も安心できるセキュリティを実現できるようになります。
公開鍵を使うことで何ができるのですか?
共通した暗号鍵を使わないため、鍵交換を行ったユーザーしかデータを開くことができない強固な暗号環境を実現できます。鍵交換はSecure Ageの管理者が設定したプロファイルに基づいて自動で行われるため、無意識下で完結します。
共通鍵の方が運用は便利ではないでしょうか?
確かに運用は便利かもしれませんが、PKIを用いることで個々の公開鍵によるデータの挙動を監視できるようになることから、監査面では高価な機材を導入しなくても暗号だけで理想のセキュリティ環境を構築できるようになります。
暗号による監査とはどのようにして行うのですか?
個々の公開鍵による暗号の変化を検知し、それを集中的に管理することができます。例えば、暗号ファイルの復号、データ更新、データ移動、コピー、印刷など個々の暗号データの変化を監視することで、ネットワーク上のすべてのコンピュータの操作を監視できるようになります。暗号が平文になった場合や鍵交換していない相手にデータを渡そうとした場合などをアラートとして定義しておくと、監査を行う担当者は、リスクを即検知できるようになります。
データは漏えいしないのですか?
HDD暗号の場合は、データがコンピュータから出た途端に平文になるため、サイバー攻撃などで開ける情報が漏えいします。本製品の場合は、ログイン中は秘密鍵が有効になっているため、パソコン内では常に復号されてデータを開くことができますが、データが一旦コンピュータから出ると公開鍵で暗号化された状態になるためデータは開けません。
ウイルスでデータが漏れたらどうなりますか?
仮にハッカーの侵入やウイルスに感染して、大事なデータが世界中に拡散しても、秘密鍵がないので開くことができず、ウイルス自体もそのコンピュータから出た瞬間に暗号化され、他では活性できない状態になります。
専用の暗号USBメモリなどが必要ですか?
公開鍵によるファイル暗号のため、コンピュータから出た時点で開けないファイルになることから、どのような記録媒体を使っても強固な暗号を実現できます。秘密鍵は唯一の鍵となるため、世界中のクラウドサービスを利用しても誰も開くことができないため、既存のクラウドサービスを安心して有効活用することができます。また、パソコンのポートを規制する必要もないため、既存の周辺機器も有効利用できます。
暗号の強度は?
Secure Ageは一般的な暗号のアルゴリズムで比較する製品ではありません。競合製品に劣らぬベースとなる暗号に加え、個々の鍵ペア(公開鍵と秘密鍵)で構成されており、互いの公開鍵で施された暗号を個々の秘密鍵で解錠するPKIを用いたファイルタイプ暗号のため、従来からの暗号ソフトに慣れた方々からは、「強すぎる」という評価をよくいただきます。
重くないですか?
Secure Age はリアルタイム暗号ですが、Windows OSにインストール後、暗号環境であると気付かないほどの自然で軽快な動作を実現しています。AES-NIを搭載したプロセッサのパソコンで膨大なデータを扱うときに、ようやく違いを感じるほどです。
どんなパソコンでも利用できますか?
Windowsプラットフォームであれば、旧型のパソコンから最新のパソコンでも問題なく利用できます。AES-NIを搭載したプロセッサだと、さらに快適に利用できます。
ソフトウェア更新は必要ですか?
本製品は、毎年のSMS(Software Maintenance Support)費用※が必要な製品となります。
※更新期限を超えても製品は利用できますが、更新時に超過分が加算されます。
製品トレーニングは用意されていますか?
本製品トレーニングについては、お客様の導入状況に合わせ、製品導入時の基本的な操作から、環境に依存した運用方法までを有償でサポートしています。
導入実績について教えてください。
詳細は明かせませんが、法執行機関や民間企業に導入されています。
SecureAgeTechnology は、
2003年にシンガポールでプロジェクトが発足して以降、
研究の第一人者であるTeow-Hin Ngair,(テオ-ヒン ニェ)博士のもとで実践的かつ最先端の暗号技術として開発が進められました。
近年、世界中の政府や軍隊、大企業において機密情報の保護、漏えい防止、アクセス管理、認証基盤技術として採用され続け、
これまでの暗号ソフトの常識を超えたデータプロテクション製品として“SecureAge”の名を世界に広めています。